最近医療現場では、看護師のスタイルが変わってきました。
まず、ナースキャップをしていない!そもそもナースキャップは毎日洗ったりするものではないので、衛生面として非常に汚いのです。
次に、パンツスタイル!ワンピースタイプのナース服から、パンツスタイルの看護師が増えてきています。
緊急時でもスカートの中を気にしてしまいがちですが、パンツスタイルならガッツリと対応していくことができます。
病院でスカートを禁止にしているわけではありませんが、やはり、動きやすさが重視される職業だということですね。
最後に足元!ナースサンダルをほとんど見なくなりました。
注射液や点滴などを準備する際、注射針を使用したり、採血など患者さんに直接刺した針も扱います。
その針を万が一落としてしまった場合、足に刺さってしまうことを防ぐためにも、つま先のあるシューズなどが主流になっています。
病院によってはサンダルは禁止としているところも多いようです。
昔ながらのスタイルから、すべては安全に安心して働くためのスタイルに変化しているということですね。
軽くて通気性がよく、着脱も容易なサンダルは、医師や看護師など医療に携わる方たちにも広く愛用されているアイテムです。
しかし、実際の現場では、血液が飛び散ったり、器具を落とす可能性があったりと、なにかと足元に危険が及ぶことも考えられるため、軽量すぎたり露出面が多いものでは不慮の事故に対応できないことも危惧されてきました。
あるフットウェアメーカーでは落下物や液体の飛散に対応した医療スタッフ向けのサンダルを開発しています。
更には静電気防止素材を利用したりクッション性の高いソールで立ち仕事の負担を軽減する、洗いやすい素材で清潔さを保持するなどの工夫もなされており、ユーザーからは高評価を得ています。
その他、別のメーカーでは女性スタッフ向けには安全性や快適性と同時にファッション性も考えられたアイテムも多数考案されています。
各メーカーの様々な創意工夫で、もはやサンダルは医療の現場になくてはならないアイテムとなっています。
最終更新日:2020/9/4
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